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1年生&2年生 校内走行会 @泉大津フェニックス

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12月18日 泉大津フェニックスを貸切って、校内走行会を行いました。 お天気が心配されましたが、路面は濡れていてグリップが無かったものの 午前中は12月としては暖かく、曇りだったので助かりました。 目的は2年生の初めて製作した車両での0-75m発進加速(アクセラ)と8の字旋回(スキッドパッド)のタイム計測です。 ドライバーもまだ習熟が足りない、車両もまだ扱いつらい中での計測となったので Time的にはみるところはありませんが、ここから9月の日本大会までどれだけ レベルアップがdけいるのか、学生の成長が楽しみです。 また1年生はまだコンセプトから緒元を決めて、これから1/1レイアウトに入っていきますが 初めてFSAE車両に乗る体験をしてもらいました。   途中でアクセルワイヤーの玉が外れるトラブルがあり、全員が試乗する時間はありませんでしたが 初めて乗った経験をこれからの車両製作に生かして欲しいと思います。

2年生 2019校内走行会

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堺カートランドにて、2年生のマシン 「TRACK PERFORMANCE]の初めての走行会が12月11日に行われました。 来てくださった企業は 本田技術研究所様 オートモービルセンター栃木、HRD Sakura、オートモービルセンター和光、 日信工業様、エフテック様、山王テック様、アビスト様から13人が審査をしてくれました。 最初はプレゼンテーション審査です。 日本大会の実行委員長でもある本田技術研究所の中澤様から、この内容では当たり前すぎて点数は低い、大会までに時間はあるのでもっと考えるようにとアドバイスがありました。 この後は堺カートランドに移動して、デザイン審査を大会とは違うフォーマットで行いました。 専門家の意見に学生達は真剣な目をして対応していました。 まだまだ車両に対する理解力は不十分なようです。    そして初めての本格走行です。 しかし全然タイムが上がってきません。 どうも途中でシフトアップが出来なくなり、何度もニュートラルで空ぶかしになっています。 1stドライバーの走行が終了した後、シフトリンケージのナットが外れていることが判明 修理して2ndドライバーに交代です。 しかし、やはりシフトが出来ないようです。シフトの担当者は2ndドライバーなので、悔しい思いをしながらのドライビングです。 結局22Kmまであと少しの状態でエンジンSTOPし、走行会は終了しました。 LAPタイムは過去BESTから10秒以上遅く、マシンの完成度を上げる必要があります。   その後、企業様からの講評を頂いて、走行会イベントは終了しました。 初めての走行からいろんなアドバイスを頂いて、来年には成長した姿を見せられるようにと誓った2年生でした。  

FSAE オーストラリア大会 4日目

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FSAEオーストラリア大会 終了しました。 結果としてCAMS賞 ( Inspiring Motorsport Award)を獲得しました。   あとはコストもIC(内燃機関)部門3位を獲得しました。      ここにたどり着くまでは、全員が相当忙しい思いをしました。   朝7:00のエンジンの状態です。     ここからスターターギア1wayクラッチの交換に入ります。 東京電機大学さんから借用したものは、CRF450X用なので、われわれのCRF450RXとは 1wayクラッチの部品のみ共通なので、それぞれを分解して組みなおす必要があります。     なんとか万力とバイスを使って抜き取ると表面は叩かれてギタギタでした。 これをやすりで磨き、新品と交換することに1時間も掛かってしまいました。   ここから何度も先生と組バラシを経験した学生が確実に組み上げていきます。 エンジン完成まで40分、エンジン搭載まで30分で車検場に走りました。   9:30に車検を合格し、給油してエンジンが掛かったときは、安堵しました。 そのままオートクロス会場へ直行、タイムを計測することができました。   スピードは遅いですが、確実な走行で終了しました。   その後エンデュランスで22kmを二人のドライバーで完走しました。 ドライバーの練習不足はあきらかで、体力不足から集中力が切れてパイロンを倒したり旗に気づかなくて危うく失格になるところでした。     それでも、前日にエンジンが始動せずに、あきらめかけたことを考えると立派に対応できた学生たちをほめてあげたいです。   表彰式の写真は全員がユニホームを他の大学と交換しているため混成チームのように見えています。でもこれで他の大学からも好感を呼んで、一番表彰式で盛り上りました。   オーストラリア大会は非常に印象良く終了することができました。   親切にしてくれたほかの大学の皆様、好意的に対応してくれたオフィシャルの皆様、どこでもフレンドリーなオーストラリアの人たちに感謝して、帰国の途につきます。     

FSAE オーストラリア大会 3日目

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昨日まで、比較的順調に進んできたオーストラリア大会ですが、実走行の動的審査に移り、多くのトラブル対応に追われる一日となりました。 まずは、加速性能を競う0-75m発進加速 アクセラレーション審査です。 狭いプラクティスエリアでの確認では判らなかったのですが、エンジンECUデータの中身が想定していたものと違っていて、点火時期が大きくリタードしたMapが入っていました。 そのため全く加速が伸びず、9秒台の悪い結果となりました。 二人目のドライバーはプラクティスで加速の悪い原因を見つけて、Mapを校内走行時ものに変更して、挑みましたが、まだ加速不良は解消されず、5.8秒と不本意な結果で終了してしまいました。 オーストラリア大会の他大学のレベルは高く、単気筒でも3秒台のタイムを出す車もあり驚きでした。 午後の8の字旋回 スキッドパッドに向けてLAFが動いていない水温なので、はっきりとはわからないものの、燃料が薄すぎるのではないかと推定して、10%燃料を濃くして望みましたが、スタート地点でエンジンが始動できなくなり出走できなくなりました。 懸命に会場で修復を試みて、いろんなことをやりましたが、エンジンは掛かりませんでした。 ピットに戻り、スターターを外して押しがけするとエンジンは始動できることが判り、エンジン内部のスターターモータと繋がっている1wayクラッチギアが固着していることが判りました。 このパーツは何度も壊れていて、このエンジンの鬼門となっている箇所です。 19:00くらいにこれ以上悩んでも解決しないと、エンジンを降ろして分解することに決めました ピットクローズは20:00なので、1時間でエンジン降ろし、ギアの分解までで終了。 明日は他大学からギアプーラーと代替パーツを借りて7:00~9:00までの2時間で再車検に向けてがんばる予定です。

FSAEオーストラリア大会 2日目

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FSAEオーストラリア大会 2日目は静的審査の日程です。 朝早くからデザイン審査が始まりました。 日本やアメリカ大会ととがって、A:コンセプト、マネージメント等、B:パワートレイン、電装等C:フレーム、操作系当、D:サスペンション、ブレーキ等に20分づつ分かれて説明をしました。 みんな英語は得意ではありませんが、一生懸命に自分たちの車の説明をしました。 その後、送る前から懸念のあったサイドカウルステーが折れてしまったので、自分たちで溶接しました。 その後、給油してチルトテストに望みました。 これは一回で合格、ステッカーをもらいました。   次はプレゼンテーション審査ですが、発表者以外が入れなかった為、残念ながら写真がありません、質問内容が解らなかったものもありますが、事前に印刷した配布資料を指差ししながら説明して終了しました。   次の騒音テストでトラブル発生です。 最初はスロットルが完全に閉じないで、アイドリング回転が高すぎてNG、アイドリング調整をして再度望みましたが、アイドリング時はOK、高回転時はNGよなりました。 ここで時間切れ、コスト審査に走って向かいます。 コスト審査では、提出したコストレポートの正確性と製造方法の理解が確認されます。 コスト課題は事前に準備したパネルが好評で褒めてもらえました。 プレゼンテーション審査をしている間に 対策としてグラスウール新品に詰め替え、サイレンサー出口角度の変更で望みました。 結果は合格、ブレーキテストも合格で車検がすべて終了しました。 しかし、排気の出口変更を車検委員長に認めてもらうため相談に行きました。 相談結果は出口を下に向けてカットすることで、騒音再試験の必要はないとの了承を得ました。 今夜、加工準備をして、明日の朝に車検委員長に確認してもらいます。 静的審査3項目と車検対応で忙しい一日でしたが、頑張った成果として車検の一応の合格を得ました。明日はいよいよ、実走行評価が始まります。車両を壊さないように最終日までがんばりましょう。

FSAEオーストラリア大会 初日

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研究開発科3年生はオーストラリアに大会参加のため、メルボルン空港に到着、ホンダオーストラリア様の協力を得て、準備を行いました。 油脂類の整備とブレーキ調整をして、ブレーキテストまで行い、この日は終わりました。    オーストラリア大会初日は次の日に備えた準備の予定でしたが、朝早くから車検が受けられることが判明して、スクランブル対応で乗り切りました。 なんと機械車検を1回で合格、午前中に終了することができました。   これは明日の静的審査に向けて、審査に集中することができる大金星です。   臆することなく、車検の人や他の大学に聞いて回って、得られた結果だと思います。 対応でドリルやシールを貸してくれたオーストラリアの大学にも感謝です。         今日は予定よりも進んだため、早めに切り上げて明日の静的審査の準備を進めることにしました。