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自動車研究開発科 ブログ 2018年US大会

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2018年からホンダテクニカルカレッジ関西 自動車研究開発科のブログを立ち上げます。 今後はホンダテクニカルカレッジ関西からリンクで読めるようにしていきます。 各イベントや車両の製作状況、授業風景などをUPしていきます。 まずは11期生 US大会の様子から、6月20~23日 アメリカ ネブラスカ州リンカーン市の大会に参加してきました。 今年は例年の暑さとは無縁の暴風雨との闘いで、最初の2日間はピット設営に苦労しました。 雨の中でメンバーは必死で対応していました。   デザイン審査は用意してきた資料を元に英語で説明しようと努力しますが、なかなか理解してもらえず苦労したようです。   コスト審査はリアルケースシナリオはブレーキバランスバーでした。部品の区分けが審査員の想定と異なっている場所に入っていて、説明に時間をとられました。 プレゼンテーション審査は近くの小学校で行われました。日本大会での指摘や反省から原稿を見ないでの英語プレゼンテーションに挑みました。質問にも用意してきた資料で答えられ達成感を得られました。 車検は静的に3つ指摘事項があり、 1.インジェクター固定のボルトゆるみ止め 2.給油口周りのアクセス 3.燃料ポンプの停止確認(セルモータが廻らないと作動しない仕様はNG) これを修復して、2日目にOKを貰いました。 チルトは1回でOKとなったのですが、騒音でLEDメータは信頼できないと言われて急遽タコメータを買いに行く事になりました。 今度は騒音が113dBと基準オーバーです。グラスウールを詰めなおしてOKになりました。   最後の車検はブレーキロックです。何故かフロントが片効きしてスピンしてしまいます。 バランスバーも調整してフロント寄りに変更します。 その後、何故かエンジンは掛かるが少しでもアクセルを開けるとエンジンストップする事象が発生。 ECUをリセットしたり、色々試しますが時間内に解決できず。車検通過は出来ませんでした。 非常に悔しい結果ですが、準備出来なかった計測器や確認不足が招いた結果です。 最後は他大学の学生とユニフォーム交換などして、貨物を詰め込み会場を後にしました。   最終結果は56位/73校でUSリンカーン大会を終