FSAEオーストラリア大会 2日目

FSAEオーストラリア大会 2日目は静的審査の日程です。

朝早くからデザイン審査が始まりました。
日本やアメリカ大会ととがって、A:コンセプト、マネージメント等、B:パワートレイン、電装等C:フレーム、操作系当、D:サスペンション、ブレーキ等に20分づつ分かれて説明をしました。



みんな英語は得意ではありませんが、一生懸命に自分たちの車の説明をしました。

その後、送る前から懸念のあったサイドカウルステーが折れてしまったので、自分たちで溶接しました。


その後、給油してチルトテストに望みました。
これは一回で合格、ステッカーをもらいました。
 
次はプレゼンテーション審査ですが、発表者以外が入れなかった為、残念ながら写真がありません、質問内容が解らなかったものもありますが、事前に印刷した配布資料を指差ししながら説明して終了しました。
 
次の騒音テストでトラブル発生です。
最初はスロットルが完全に閉じないで、アイドリング回転が高すぎてNG、アイドリング調整をして再度望みましたが、アイドリング時はOK、高回転時はNGよなりました。
ここで時間切れ、コスト審査に走って向かいます。

コスト審査では、提出したコストレポートの正確性と製造方法の理解が確認されます。
コスト課題は事前に準備したパネルが好評で褒めてもらえました。



プレゼンテーション審査をしている間に
対策としてグラスウール新品に詰め替え、サイレンサー出口角度の変更で望みました。
結果は合格、ブレーキテストも合格で車検がすべて終了しました。

しかし、排気の出口変更を車検委員長に認めてもらうため相談に行きました。
相談結果は出口を下に向けてカットすることで、騒音再試験の必要はないとの了承を得ました。
今夜、加工準備をして、明日の朝に車検委員長に確認してもらいます。


静的審査3項目と車検対応で忙しい一日でしたが、頑張った成果として車検の一応の合格を得ました。明日はいよいよ、実走行評価が始まります。車両を壊さないように最終日までがんばりましょう。

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