FSAE オーストラリア大会 4日目

FSAEオーストラリア大会 終了しました。

結果としてCAMS賞 (Inspiring Motorsport Award)を獲得しました。
 
あとはコストもIC(内燃機関)部門3位を獲得しました。
 

 
ここにたどり着くまでは、全員が相当忙しい思いをしました。
 
朝7:00のエンジンの状態です。
 
 
ここからスターターギア1wayクラッチの交換に入ります。
東京電機大学さんから借用したものは、CRF450X用なので、われわれのCRF450RXとは
1wayクラッチの部品のみ共通なので、それぞれを分解して組みなおす必要があります。
 
 
なんとか万力とバイスを使って抜き取ると表面は叩かれてギタギタでした。
これをやすりで磨き、新品と交換することに1時間も掛かってしまいました。
 
ここから何度も先生と組バラシを経験した学生が確実に組み上げていきます。
エンジン完成まで40分、エンジン搭載まで30分で車検場に走りました。
 

9:30に車検を合格し、給油してエンジンが掛かったときは、安堵しました。
そのままオートクロス会場へ直行、タイムを計測することができました。
 
スピードは遅いですが、確実な走行で終了しました。
 
その後エンデュランスで22kmを二人のドライバーで完走しました。
ドライバーの練習不足はあきらかで、体力不足から集中力が切れてパイロンを倒したり旗に気づかなくて危うく失格になるところでした。
 
 
それでも、前日にエンジンが始動せずに、あきらめかけたことを考えると立派に対応できた学生たちをほめてあげたいです。
 
表彰式の写真は全員がユニホームを他の大学と交換しているため混成チームのように見えています。でもこれで他の大学からも好感を呼んで、一番表彰式で盛り上りました。
 
オーストラリア大会は非常に印象良く終了することができました。
 
親切にしてくれたほかの大学の皆様、好意的に対応してくれたオフィシャルの皆様、どこでもフレンドリーなオーストラリアの人たちに感謝して、帰国の途につきます。
 




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